SAH会・第11期(1998年6月〜1999年6月)の事業計画


事業1 SAH会ホームページの開設・運用
 SAH会の活動を広く一般ユーザー,各業者にアピールするために,ホームページを開設する。内容は,SAH会の活動紹介とSAH会会員の紹介を行う。ホームページの運用は以下の項目を原則とする。
・ 管理者は信州大学・山下研究室とし,定期的なメンテナンスを行い常に最新の情報を提供する。
・ 長野県内のプロバイダのサーバースペースにホームページを置く。
・ 閲覧者からの問い合わせは,随時各会員へ連絡する。


事業2 技術資料CD-ROMの作成
 SAH会の活動の一環とし,技術資料としての性格をもたせ,会員のための支援ツールとして作成する。
 CD-ROMの内容は,“技術資料”と“会員紹介”の2項目に大別する。対象は,「会員」とし,一般ユーザを対象とはしない。また,配布は,各会員2枚程度。

事業3 SAH会による住宅の性能検証のための測定
 各会員(14社)の顧客より最低1件の住宅を提供し,その住宅に対して,@気密測定,A熱損失係数の算出,B暖房負荷計算,Cエネルギー消費量の計測,を実施し,SAH会会員の住宅の性能検証を行う。性能証明の基準として,SAH会が作成したSプロ(信州スタンダードプロジェクトの略,SAH会が提案する信州の気候特性に見合った住宅性能レベル),次世代省エネルギー基準(平成4年度に改正された新省エネルギー基準において定められた性能を上回る住宅性能を有し,良質な住宅を確保するために建設省が中心となって策定が進められている誘導基準。)などと比較するなどして,住宅の性能検証を行う。また,得られたデータはSAH会が所有するものとし,データベースに蓄積し,随時結果を定例会等にて報告する。

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